SHIROBAKO Advent Calendar、自身の記事を振り返る
はじめに
皆様こんばんは。
SHIROBAKOアドベントカレンダー21日目です。
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よろしくお願いいたします。
変わってたり変わってなかったり
毎年言ってますが、気づけば早いもので5年も経ってしまいました。小学生一人が高学年に突入するくらいの年月って考えるとすごい期間ですね。 このアニメに出会い、そしてこのアニメで出会った人たちのおかげで私の今があるといっても過言ではありません。正直マジで。といっても思った以上に成長してないなぁとも思うことも多々ありますが、感謝を込めて過去記事を振り返ろうと思います。
人はなぜアニメで泣き、何を思うのか
tk-masuda.hatenablog.com
フォーカス対象が意外と言われましたね。個人的にも「おっ誰も書いてないジャンルじゃん」とシメシメと思った記憶。
当時とあるブラック企業で疲弊し毎年のごとく愚痴を吐いていた私は、とある先輩から会社へ誘っていただいた結果、大きなエンジニア人生の分岐点となりました。SHIROBAKOを過剰にオススメされたので見るに至りましたが、正直本当に興味ありませんでした。アニメで泣くこともあまりなくなっていたので、ありきたりな表現かもしれませんが今思えば疲弊していたがために当時心が枯れかけていたのかもしれません。
なんとなく起床し、なんとなくタスクをこなし、目的といえば今日一日をやり過ごすことだった私が仕事を変え環境が変わったこともあり、色々と感情を取り戻した瞬間をこの記事にしたためました。それでSHIROBAKO経由で知り合えた方々との交流は本当にたくさんのことを学ばさせていただきました。
同じ歌、けれど違う歌
tk-masuda.hatenablog.com たくさんの方々が解説・考察している通り、本作品は良い・悪い色々ありますがたくさんの物事の見方を表現してくれています。それがキャラクターによっても歌詞の捉え方が異なるということに気づいてしたためた記事になります。今思うとこの段階だと言語化が主観的な捉え方としての個々の感情として処理する段階で止まってますね。少なからず「TPOとその人による捉え方の違い」の存在に気づけるようになったのだと記事を見返して思いました。
僕と違う君に想うこと
tk-masuda.hatenablog.com 我ながら前述した言語化の進歩を感じました。ちょっとしたマネジメント業務が混ざってきて課題発見から解決策の提示までの必要性が出てきたためでしょうか。何事も視野・視座の自認と解決策としての手段を学び続ける姿勢が言語化のために必要だと知った年となりました。
SHIROBAKO 1on1のすゝめ
tk-masuda.hatenablog.com ある程度いろいろできるようになったは良いが、現段階の視座だと見えない部分が出てきて自身のロードマップが不明瞭になったあたりの記事ですね。正直現状も大して変わりが無いように感じますが、愚直に課題として足りない部分を見つけて学んでいくしか無いなという気づきをSHROBAKO 1on1から得ました。
まとめ
そんなに成長してないな。と自省が大きな割合を占めますが着実に前進はしているので良しとします。 来年はまたどんな成長をして、SHIROBAKOを見直したときにどんな新たな感想を持つのだろうと楽しみに過ごそうと思います。それではまた来年。
最後にここで述べると「反政府派だ」「非国民だ」と罵られる可能性があるんですが、すっかり忘れていてことがあるので白状します。映画まだ見てねぇ・・・。ちょっとまじで見るんで許してください。叩かないで。
おや、誰か来たようだ
SHIROBAKO 1on1のすゝめ
はじめに
皆様こんばんは。
SHIROBAKOアドベントカレンダー18日目です。
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過去3本のアドベントカレンダーを書かせていただきました。
tk-masuda.hatenablog.com tk-masuda.hatenablog.com tk-masuda.hatenablog.com
それにしても皆さん毎年毎年良い記事ばかりですごいですよね。 「たしかに!好き!!」「私も同じ悩みをもっているな〜」 などなど、見るたびに新しい立場や環境で見るがゆえに 再発見と再認識が多く改めて素晴らしい作品だと思い知らされます。
もはやこれって・・・
日頃、現状に満足していなかったり、嫌なことがあったりすると 人に相談するなどして、アドバイスをもらったりしませんか? もしくは壁打ちと称した言語化を日頃行っていませんか? そしてこの作品を通して、自分自身と向き合う良いきっかけとなっている方が 多く見受けられませんか? これはもう1on1ではないでしょうか?
そう、SHIROBAKO 1on1
今回は、自分なりに見つめ直せた内容について いくつかピックアップして、 つらつらと書いていこうと思います。
1on1開始
今までなんとなく仕事して なんとなく目標と名付けて設定して それをなんとなくでこなしてきたような、気がしています。 今思えばそう思っていても気づかないふりをしてきた僕に8話が刺さりました。
目の前のことで精一杯で「やりたいこと」 よりも 「やらなきゃいけないこと」に、目を向けすぎていたような気もします。 そうは言っても「僕だからこそやってきたこと」と胸を張れるようなものはなく 振り返ると、ただただ社会を回し組織を回す活動をしてきただけのようにも思えます。 そんな僕にとって、12話後半の杉江さんが輝いて見えて仕方がありません。
杉江さんは「杉江さんにしかできないこと」を通して 自分自身を再発見した。それに比べて俺はどうだろう。 俺にしか出来ないことを探してみたか? 求められたか?そしてそれに応えたか?
仕事で夢か、なんだろうか もっていただろうか、今も想っているだろうか。
仕事ややりたいことは進歩してるんだろうか。 整理してみると、現状維持とかで精一杯と決めつけている気がした。 そして22話、りーちゃん自身が書いたもので演技などが決まることって怖くないの?ときく絵麻っち
なーーーーーるほどね
現在の状況は良くないけど、変える行動を取った結果 それ以上に何かが変わってしまうことや、失敗が怖いだけだ。 過程がなんであれ、やりたいことが最終的に達成できるのであればそれは成功だ。
文字にしてしまえば大したことはない内容だ、と いまさら我ながら感じてしまいましたが、僕にとっては大きな前進です。 現在地点を再認識し、やりたいことを見つめ直し、 ロードマップを定義して歩み進めるための準備ができた1on1です。
どうでしょう?やってみませんか。SHIROBAKO 1on1。
10時間かかりますけどね
僕と違う君に想うこと
はじめに
皆様こんばんは。
SHIROBAKOアドベントカレンダー6日目です。
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よろしくお願いいたします。
なんだかんだ言って事ある毎に観てる
最初に見始めてから早3年、 過去2本のアドベントカレンダーを書かせていただきました。 tk-masuda.hatenablog.com
来年は映画もあるということで、新年明け早々楽しみがあっていい年になりそうです。 観てると言っても「アドベントカレンダーを書くために」といったきっかけだけではなく、ふと言語化できないモヤりがあるとつい見ちゃうのが僕にとってのSHIROBAKO。そして同じものをみかえす度に発見があるのも魅力の一つです。
感じた視点の違い
今年視聴し直してガラッと印象が変わったと感じており、その理由も明確に自覚しています。それは僕がマネージャー業務をやりだしたということ。宮森を始めとして本田さんなど作中を通して色んな人に対して「あぁいい上司だ」とあくまでその下の元で働く視点で羨む気持ち半分で視聴していました。それがどうでしょう、マネージャー業兼務になったとたんに「こうすればよかったのか」と学べる作品になっているではありませんか。 立場が変わってからというもの、右も左もわからず本などを通じて学びはすれど、自身の考えや知識に「正解だ」と思えずトライアンドエラーな日々を過ごしています。もちろん今でも変わりませんが、答えがわからずどうしようもなくなったときふとSHIROBAKOを観たのです。そして過去視聴と比べて立場が変わっただけで、ここまで感じ方が変わるとは思ってもいませんでした。
1on1での葛藤と理想
マネージャーとなってから、チームメンバーとの1on1を持つようになりました。その中での解決すべき課題は色々ありますが特に
- どうすればモチベーションが保てるか
- 何か困ってれば解決したい
が僕の中でメインとなっています。自己分析ですら四苦八苦しながらやってきた身とすれば、他人ともなれば考え方も感じ方も違う人をどのように導いていけばよいのか試行錯誤はしていきますが正解というものが本当にわかりませんでした。 そして迷いに迷った私がSHIROBAKOを再視聴し,その中で9話で監督が言います。
それは本人しかわかりません。教えてくれないと始まりません。本田さんですら「しらねーよ!」と一蹴しています。この姿が、ふと自分の1on1と重なったのです。しかし、諦める僕と違って本田さんはこのように続けます。
舞茸さんは、シナリオライターで登場した瞬間頼もしさを感じさせます。
しかし、彼はどうでしょう。シナリオに悩んだ監督と対面した上で「ooをしろ」「xxxすればいい」といいますか?いえ、言いません。あくまで聞き役に徹します。
舞茸さん自身の意見は押し付けず、ヒアリングに徹します。するとどうでしょう、監督意見を引き出していきます。
こうなったら監督は止まりません。思い描く最高の舞台を、最高のシチュエーションを垂れ流します、いわゆるゾーンです。 僕はいつでも「思い通りにしたい」を優先してきました。もちろん自分だけが影響範囲であれば上手くできてきたかも知れませんが、今はそうではありません。舞茸さんは直接的に思いどおりにするのではなく、間接的にモチベーションを高めた上で理想の自己認識をさせ、自己完結できる原動力を生み出させたのです。
こうなりたい
10話で本田さんはこう言いました。
真意です。本人にとっては迷宮なのです。しかし道筋だけ示しさえすればよいのです。
監督めっちゃマシンガントーク。モチベーションが高い状態、こんな風にもっていけたらどんなに最高か。
「いちいち指示しないと動いてくれない」とボヤく人もいるでしょう。でも僕は「モチベを高めてあげさえすれば、自ら進んで動ける状況が作れる」と思ってやみません。僕は目指します。モチベーションが高いとか本人が自覚しなくても良い。ただみんなが楽しんで取り組めるチームができればいいんです。そして去り際に僕は言ってやるんだ。
「いえ、僕はキャッチボールをしに来ただけですから」
同じ歌、けれど違う歌
はじめに
皆様こんばんは。
SHIROBAKOアドベントカレンダー20日目です。
adventar.org
よろしくお願いいたします。
初めて視聴してから、はや一年
昨年は、偉大なる先輩方より 執拗な推し視聴を勧めていただき
更にはこのようなアドベントカレンダーも書かせていただきました。
昨年は転職したこともあり、環境に慣れようと勇んでいたところ
時が経つのは早いもので、気づけばもう師走でございます。
アニメ曲の歌詞って気にしたことありますか?
唐突ですけど、実際皆さんどうでしょうか?
曲の評価指標として、リズム・演奏・メロディ・歌声自体が素晴らしいというのもあるかと思います。しかし歌というからには歌詞がありますよね。アニメや映画など作品の主題歌は、きっと作中と何かしら繋がりがあるはずです。今回はそこに焦点をあててみました。
EDテーマ「プラチナジェット」
当時気になってた僕は歌詞を読んでみました。
初っ端で申し訳ありませんが一点だけ謝らせてください。みなさんこのフレーズわかりますか?
ねるねる~な、ねるねる~な~
歌詞をみるまでは、僕はこう思ってました。
寝る寝る~な、寝る寝る~な~
まじでスンマセン。
めっちゃブラックやんけ、とか思ってた
正解はこちら
ねえ Lunar Lunar ねえ Lunar Lunar
Lunarは「三日月」という意味ですが、語り掛けています。
この「三日月」ですが、さらに調べてみると
- ビジョンに向かって行動を始める
という意味があったり、「三日月に願うとその願いが叶う」というお話があったりするそうで
歌詞はこう続いていきます。
ふりそそぐ星たちの光が
今この時のものじゃないように
君のもとへ届くまでに
もう少しかかるの
まってて!
パっと見、アニメ制作のお話ということもあり
精魂込めて制作したアニメを届けたい気持ちを表すのかな~と思いました。
しかしどうだ、りーちゃんも歌ってんぞ
想像にしかなりませんが同好会のときかもしれませんし、未来で一緒に制作している「どーなつ◎くいんてっと」かもしれません。
この時僕はこう思ったんです。
もし、りーちゃんがアニメと同じ時系列で歌っているとしたらなんと儚いことか。
なにが儚いと言っているのか
13話をみてみましょう。
皆が大好きなりーちゃんが、第三飛行少女隊の設定調査をやり始める回です。
同好会の皆が一緒の職場ではないとはいえ、それぞれ夢に近づく様を目の当たりにして寂しさを感じているのだと僕は思います。
誓い合った夢への各人の想いの強さはわかりませんが、一番夢に近いはずの宮森が、、、不思議ですね。
ねぇ、わかる?わかった?
どんな気持ちだったんだろう。切なかったんだろうなぁ。
目指す先にいる人との距離って縮まるようで縮まらないのは皆さんもご存知でしょう。
まだ届かなくてもいい、少しでも近くに という願いが、想いが、言葉から溢れたように感じます。
僕だったらアルバイトとはいえ調査なんてしない、と思う。
確かに知らないことを知るのは楽しいかもしれないけど、さすがに面倒くさい。
きっと、りーちゃんはその経験を通してアニメ業界に触れ、学びを得るのが夢への近道の一つだと気づいていたのだろうと思っています。
そうやって少しでも進みたいのです。
ここで改めて歌詞をみてみましょう。
ふりそそぐ星たちの光が
今この時のものじゃないように
君のもとへ届くまでに
もう少しかかるの
まってて!
同じ歌詞、同じメロディー。しかしどうでしょう。
りーちゃんと宮森では状況からして受け取り方が変わりませんか?
まとめ
一本のアニメではありますが、作中ではいろんなドラマがあります。
視聴している僕たちからすれば一つの物語ですが、少しキャラクターに視点をあわせてみると多くの物語が見えてきます。
同じ歌詞なはずなのに、歌い手に思いを馳せると感じ方が違うということが伝わったでしょうか。
たまには歌詞を読んでみようかな、と少しでも思っていただけたなら嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまたどこかで
会社からのご褒美で伊豆旅行にいった話
はじめに
皆様こんばんは。 オイシックス・ラ・大地株式会社アドベントカレンダー1日目の記事となります。 adventar.org
弊社でもアドベントカレンダー書きたい思いたち。技術系など内容を絞らない形で有志を募ったところ
「何を書けばいいかわからない」「技術系はかけない」「笑い声がうるさい」「半袖しか持ってないの?」...
などと大変多くのフィードバックをいただいたため、先陣をきって一発目ゆる〜〜〜い記事を書き、ハードルという存在を消し去ろうという魂胆での投稿です。
一休ポイント5万ポイントもらった
唐突ですが、そうなんです。 一休.comという旅行サイトはご存知でしょうか。弊社にて先日、なんとなく全社員に5万円分のポイントが付与されました。使わない手はありません。早速、引き篭もりとしては異例の旅館探しを行い、「伊豆旅行」へと旅立つに至りました。
普段旅行なんて滅多にいこうともせず、一人で家に籠もり、ひたすらギターの指板かPCディスプレイしか見ない僕にとって旅行計画なんてものはもちろん存在する筈もありません。旅館以外の行く場所については当日その場のノリで決めていくことにしました。
レンタカーを借りた
前日夕方に借りたんですが、全く車種の選択肢はありません。当たり前なんですが前日だと結構埋まってます。学びました。少なからず2週間前から予約することをおすすめします。 電車など公共交通機関を利用する方法もありますが、個人的に道の駅や有料道路途中のサービスエリア巡りもなかなかおもしろい出会いがあると考えているため、レンタカーでの移動を今回は採用しました。
伊豆へいざゆかん!
サービスエリアって楽しいですよね。海老名SAでは、視覚と嗅覚を的確に攻めてくる仕様となっており、お祭り???と一瞬勘違いするほどでした。
そうとなるともう決まっています。理性ではなく本能に従い行動していきます。
繰り返しますが、このカレーパン本当に美味しかったです。 気持ち的には、伊豆についてからなにかしら現地の美味しいもの食べようと思ってたんです。しかし、SAFT(サービスエリアフードトラップ)にまんまとひっかかった結果、幸せな気持ちになりつつ途中でお腹の容量が限界を迎える運びとなりました。使ってもいいですよSAFT。
初体験
迷ったらトリップアドバイザー使えっておばあちゃんから習いましたよね?皆さん。 tripadvisor.jp レビューを爆速で読み流した結果、ガラス工芸の体験ができるCRAFT HOUSEに目が止まり、思い立ったが吉日、れっつごー。 https://izu-crafthouse.org/izu-crafthouse.org
以下、諸事情により文章がより稚拙になります。ご了承ください。
こちらCRAFT HOUSEでは、ガラス吹きや、サンドブラスト、トンボ玉などアクセサリー制作などガラス工芸に関する体験をすることができます。僕はガラス吹きでコップ制作を体験。
工程としては、、、
溶けたガラスを棒の先っぽにつけて窯のなかでくるくる〜〜 ↓ 膨らます ↓ 形整える ↓ 溶けたガラスを追加する ↓ もっともっとふくらませる ↓ 飲み口部分を広げる ↓ なんやかんやして完成
やること自体はシンプルでわかりやすいんですが、いざやってみると冗談じゃなく難しいです。
できた制作物は冷やす工程に時間がかかるらしく、後日郵送していただけるとのことです。届くのが楽しみ!!!
いいな。いいな。旅館っていいな。
途中、「池田20世紀美術館」に立ち寄り、展示されている「サルバドール・ダリ」、「マルク・シャガール」、「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」など20世紀を代表する巨匠の作品に目を奪われながらも、本日の宿「ほまれの光 水月」に到着。
そしてお待ちかねのご飯です。以下、飯テロが続きます。
「満足」という言葉は、今日この場所でこの瞬間のために作られたと納得してしまいそうになる充実な夕食でした。 途中で
以下、諸事情により文章が稚拙になります。ご了承ください。
と書かせていただきましたが、本記事は食後まったりしながら書いているためです。飲酒しながらの執筆、お許しください。楽しいです。誠に勝手ですが、僕はこれから「旅館で温泉に入りながら日本酒を嗜む」という夢を叶えてきます。
それでは、またどこかで
人はなぜアニメで泣き、何を思うのか
始めに
皆様こんばんは。
SHIROBAKOアドベントカレンダー7日目です。
adventar.org
初めてのブログ、ましてやアドベントカレンダーと言うことで緊張しております。
よろしくお願いいたします。
正直、半信半疑で見始めた
SHIROBAKO自体の存在は知っていたものの、リアルタイムで当時は見ておらず
偶然なのか運命なのか 、今年周りの方々による
異様な 非常に熱いSHIROBAKO推し
があったため見るきっかけとなりました。
白状すると、最初は期待せずに視聴し始めたのを覚えています。
毎期、分け隔てなくアニメは見ているつもりですが
最近アニメで感動したものは?
と聞かれれば「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」をあげる程度で、ストーリー自体に感動して涙したことはあまりありません。
とは言ってもアクション自体の作画や熱い展開には感動することもあったため、
アクションもないし、作監や音楽がとてつもなく良いと言う話は聞いてないし、SHIROBAKO...大したことないだろな ......
と言うのが12話くらいまでの感想です。
面白いと思い始めたきっかけはまた別の機会にでも...(もう過去記事にいらっしゃったりするかも?)
で、実際に泣いたの?
はい、
泣いてしまいました、1話で2回も(26歳・男性)
そりゃもう自分でも引くくらいに
皆さんはSHIROBAKOで泣きましたか?
僕自身、泣いた瞬間に心の中で
あれなんで?
と混乱したため、遅れましたがタイトルの考えに至ったわけでございます。
僕にとってのゲリラ(豪雨)回
僕が泣いた回は2回とも「エピソード18:俺をはめやがったな!」と偏ってます。局所的豪雨です。
1つ目は、鈴木さんが「ありあ役」を演じるにあたり『心なんてもう、捨てちゃったから』と言うセリフがうまく嵌らず、行き詰まってしまったところです。
稲浪「ペットボトルは?」
鈴木「もう捨てちゃいました。」
稲浪「はい、もう一度」
鈴木「もう...捨てちゃいました。」
稲浪「じゃあその感じで!」仏かな?
思わず、「おぉっ....」と声を漏らしてしまいました。
直接的な表現で改善させるのではなく、あくまで鈴木自身の表現として間接的に答えに導く
上司の鑑ですね。
2つ目は、大倉さんです。
宮森との出会いは、お仕事の依頼のため毎日電話をかけるも繋がらず
最終的に見つけ出したのは通いづめているという居酒屋にて、ぐでんぐでんに泥酔しているところでしたね。
酔っ払っているとはいえ、宮森は大倉さんに
仕事の依頼の話をつける事ができました
翌日、宮森があってみると....
大倉さん「すまんが、昨日のことは忘れてくれ。仕事の依頼は受けない。」
正気かよ
まぁなんやかんやあり
無事、仕事の依頼は受けてもらえることに...
...
... ...
... ... ...
しかし翌日...
「二週間くらい大倉さん休みっすよ」
正気かよ
他にも別の関連業者との連絡取れなかったり、スケジュール調整しなきゃなどetc...
波乱に溢れた展開となったわけです。
この時点での大倉さんへの僕の評価は
案の定、碌でもないダメ親父
でした。
そしてEDへ...
何の気なしに昨今では当たり前となったCパートを見ました。
あの親父がいました。やっぱりでした。
やっぱ碌でもない親父だったなぁ〜
社会人ってまともなやつの方が少ないのかぁ〜
だからおっさんって嫌いだわぁ〜
などなどと思っていましたが
おっ?
ごめんダメだ、泣いてた
以下、かなり個人的な理由ですのでご容赦を
僕はなぜ泣いて、何を思ったのか
稲浪さんと鈴木の箇所については、視聴した当時は転職したばかりで
前職で色々な経験もあり 、理想的な上司の立ち振る舞いを見て
現実と今見ている目の前の理想的なやり取りのギャップに耐えきれなかったのでしょう。
『僕の考える良い人』と一言で言うと稚拙な表現で申し訳なく感じますが、
少なくとも僕にとって目指すべき人物、指標の一つであると確信しました。
大倉さんについては、そもそも
別に良い人だと思っていません。
だって報連相は雑だし、酒に溺れるしろくな奴じゃない。
でもきっと仕事を任せれば自分なりの最高の環境で、最高の結果を出すのでしょう。
そんな典型的に『不器用な』おっさんは、どことなく僕の父に似ていたのです。
僕が5歳の頃までは、父も絵描きでした。
今では職こそ違いますが、実家に帰るたびに楽しそうに絵を描いているのを見かけます。
そんな父は、大倉さんのように『不器用で』『お酒が好きで』『言葉足らず』 でした。
そして大倉さんが父と被り、色々なものがフラッシュバックした結果
24:12〜24:27(Amazon Prime videoより)の15秒間は、
僕の涙腺を崩壊させるには十分すぎる時間でした。
まとめ
僕にとってアニメで泣く時は、
『自分と作品の共通点が共鳴した瞬間』なんだと考えています。
そしてその瞬間に、ふと自分の思う大切なものを思い出していることに気が付きました。
稲浪さんと鈴木であれば、僕が忘れかけていた『なりたい大人』。
大倉さんの不器用さからは、普段意識することのない『家族がいる』という忘れがちなこと。
そしてその瞬間は僕にとって、かけがえのないきっかけであり
SHIROBAKOを見ていなければ、下手したら忘れたままだったものかもしれません。
以上はあくまで僕にとっての見解ですが、
皆様がアニメで泣く時はなぜなんでしょう?
もしかしたら僕と同じで、
何かを思い出してはいるものの、気がついていないだけかもしれません。
やっぱSHIROBAKOっていいアニメだよね
ってことです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまたどこかで